2017年09月26日
ロングステイの靴選び
歩き回ることの多い毎日で 靴は消耗品の代表のようなものだ。
靴底は確かに減るので、交換の手間賃が安いタイでは交換してもらうことが多い。 しかし、革靴は手入れさえしていれば、長い年月でも充分に使える。
写真の左側は 1980年代後半に買ったバイク用のブーツで本革。右側は2年前に買った合成皮革のウォーキングシューズである。

特に右側の靴は、タイで歩き回るのにはどうしても黒の革靴を用意しなければならないと思い。限られた予算の中で苦労して見つけた一足である。
タイの靴は値段の割りに長持ちしないからということで、仲間内では日本に一時帰国したときに買うのが通例となっている。
しかし2年前の一時帰国の際に買ったこの一足は革の部位もボロボロなら 靴底もひび割れてバラバラになるようなひどいものだった。
このA社はスポーツ用品で有名で。昔から何度も買っていたので信頼していた。 その為 2年前も購入した。 しかし国外で安く生産して 日本に輸入するという事業形態になった為、 品質管理が疎かになったのだろう。
もう少し前のことを振り返ってみると、 現場作業用に安全靴が必要になり、黒の革靴に見えるような安全靴を買ったが同じように合皮部分がどんどん剥がれて行ったことがあり、結局廃棄せざるを得ないことがある。
そして写真の通り、一流メーカーの合成皮革だから大丈夫かと思いきや、この状態である。
今はさすがに分かったが、長く安定して使える革靴は本革(英語でgenuine leather タイ語でหนังแท้“ナンテー”)でなければならない。 そうでなければ使い捨ての靴の山を作ることになる。
勿論本革も、手入れをしなければ長持ちは望めない。
靴屋で売っているときには何も処理をしていない状態だ。 買ったらすぐにミンクオイルなどの保湿効果のあるものを満遍なく2~3回塗り、約一週間後に初めて履いて出るというのが良いようだ。
写真の靴はそれぞれ買ったときに同じように処理したが、30年後でも使える左のようなものもあれば、2年で雨の日に履くととんでも無いほど水が染みて来るような靴になってしまうこともある。
合成皮革の靴をタイで履いていると、余計に足が蒸れるように感じられるのが気になる。 というのも、本革は日の光が当たっても 表面の熱が上がりにくい特性があるからではないかと思われる。
自動車のハンドルも、本革を巻いたような高級車は炎天下で駐車していても、直射日光に当たったハンドルが暑くなりにくいという性質があり それをセールスポイントに売り込んだ経験も思い出される。
結論として、無駄を嫌う人が選ぶ靴は、本革で 必要な手入れをきちんと行うのが最も経済的に思える。
現在日本に出張中で、訪ねていかなければならないところも多々あるため、泣く泣くもう一足買うハメになってしまった。 これがこのブログの読者に教訓となれば幸いだ。
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靴底は確かに減るので、交換の手間賃が安いタイでは交換してもらうことが多い。 しかし、革靴は手入れさえしていれば、長い年月でも充分に使える。
写真の左側は 1980年代後半に買ったバイク用のブーツで本革。右側は2年前に買った合成皮革のウォーキングシューズである。

特に右側の靴は、タイで歩き回るのにはどうしても黒の革靴を用意しなければならないと思い。限られた予算の中で苦労して見つけた一足である。
タイの靴は値段の割りに長持ちしないからということで、仲間内では日本に一時帰国したときに買うのが通例となっている。
しかし2年前の一時帰国の際に買ったこの一足は革の部位もボロボロなら 靴底もひび割れてバラバラになるようなひどいものだった。
このA社はスポーツ用品で有名で。昔から何度も買っていたので信頼していた。 その為 2年前も購入した。 しかし国外で安く生産して 日本に輸入するという事業形態になった為、 品質管理が疎かになったのだろう。
もう少し前のことを振り返ってみると、 現場作業用に安全靴が必要になり、黒の革靴に見えるような安全靴を買ったが同じように合皮部分がどんどん剥がれて行ったことがあり、結局廃棄せざるを得ないことがある。
そして写真の通り、一流メーカーの合成皮革だから大丈夫かと思いきや、この状態である。
今はさすがに分かったが、長く安定して使える革靴は本革(英語でgenuine leather タイ語でหนังแท้“ナンテー”)でなければならない。 そうでなければ使い捨ての靴の山を作ることになる。
勿論本革も、手入れをしなければ長持ちは望めない。
靴屋で売っているときには何も処理をしていない状態だ。 買ったらすぐにミンクオイルなどの保湿効果のあるものを満遍なく2~3回塗り、約一週間後に初めて履いて出るというのが良いようだ。
写真の靴はそれぞれ買ったときに同じように処理したが、30年後でも使える左のようなものもあれば、2年で雨の日に履くととんでも無いほど水が染みて来るような靴になってしまうこともある。
合成皮革の靴をタイで履いていると、余計に足が蒸れるように感じられるのが気になる。 というのも、本革は日の光が当たっても 表面の熱が上がりにくい特性があるからではないかと思われる。
自動車のハンドルも、本革を巻いたような高級車は炎天下で駐車していても、直射日光に当たったハンドルが暑くなりにくいという性質があり それをセールスポイントに売り込んだ経験も思い出される。
結論として、無駄を嫌う人が選ぶ靴は、本革で 必要な手入れをきちんと行うのが最も経済的に思える。
現在日本に出張中で、訪ねていかなければならないところも多々あるため、泣く泣くもう一足買うハメになってしまった。 これがこのブログの読者に教訓となれば幸いだ。
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