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ナムジャイブログ

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Posted by namjai at

2017年06月09日

人生哲学のヒント

葬式坊主に観光坊主。 特に日本では仏教が日常生活から乖離している。

家は仏教だが 別にどういうことを教えているのかを知らない人が非常に多い。 そして仏教を宗教として捉えるか哲学として捉えるかによっても だいぶ違ってくる。

増してや教えを請いたい僧侶の名を挙げられる人など殆どいないのではないだろうか?

間借りなりにも仏門に入った私が最も信頼して情報を得ているのがインド哲学者、仏教学者、文学博士の肩書きを持つ故中村元(はじめ)氏である。

だいぶ以前から著作を読むことはあったが、とにかく書籍が入手しづらくて値下がりしない。結局 蔵書には一冊も無いのが実情だ。

だから 全く同氏の研究結果に触れる事が出来ないのかと思っていたが、ひとつ方法があった。 それがYou Tubeだ。

早速“中村元”で検索してみると 結構多数の“ビデオ”が存在している。と言っても静止画像に中村氏の生前のスピーチが流れるだけである。

数多いビデオの中でお勧めしたいのが次のタイトルのものである。

“ブッダの言葉 最古の経典スッタニパータ”

これは初期の教えをまとめたもので、等身大の人間としての釈迦を知るために 最も適している一本ではないかと思える。

詳しくは同氏の説明に譲るが、最も古い経(ブッダの言ったこと)をまとめたものであり、これこそが仏教という哲学の原点なのだろう。

釈迦は神でもなければ超能力者でもない普通の人間だ。 それを知るための最も適切な資料ではないだろうか?

一生懸命にやるべきことに取り組むが 思い込みの激しい人で、色々とやらかしたことも多かったようだ。 それが80年の生涯でずっと続いていたようだ。 当時の“釈迦に説法”はありがちな事の代名詞だったのかもしれない。

ネット社会になり 様々な情報が入る時代になったが、このような情報も改めて見直してみると 人生の大切な糧を得るこちになるのではないだろうか?

戻って日本の僧侶を見てみれば、悟りに至る前の修行中の身でありながら 欲にまみれた生活を送り、尊敬をされる事も無ければ 悟りに至りそうな気配もない。 悟りに至って初めて修行貫徹であり そこまでに至らなければ 自動車教習所に例えて言えば “卒業検定落ち”と同じ事だと聞いたことがある。

ブッダの言によれば そこから螺旋階段を登るように徐々に高いレベルの悟りの境地に達するとの事である。

普段 目にする僧侶を揶揄したある人の言で“涅槃から最も遠い坊主”などというのを耳にしたことがある。 生まれて来たら それなりに毎日が勉強であり修行なのではないだろうかと思う現在、 更にYou Tubeで知識を増やそうと思っているところである。

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  • Posted by 泰陸浪人 at 14:42Comments(0)ライフハック